2021年3月14日
Vol.8 就職活動の軸③
就職活動の軸について書いてきたが、今回が最終回となった。
③海外で仕事がしたい について書いていきたい。
僕は大学3年生の夏休みを利用して、弟と2人でニューヨークへ旅行に行った。大学生のうちにしかゆっくり海外旅行なんてできないだろうからと、両親からの提案で弟と初めて2人で海外旅行をした。
2人とも特に英語に長けていたわけでもなく、普通に日常会話くらいができる程度であった。着いてみると、単語だけでも十分通じるし、会話になっていると感じた。正直、帰り際には相手の言っていることがクリアに聞こえたし、すぐに返事をすることもできていたため、帰るのが嫌だった。
そんな感じで、なんとなく海外で働くこともありだなと思っていたため、海外での勤務がありそうな企業も受けていた。特に愛知県には、「TOYOTA系」企業がひしめいており、愛知県か海外といった働き方が叶いそうだという安易な気持ちでいた。
また、海外で勤務したいことを積極的にアピールすることで、採用に近づくのではないかと(今思えばアホだなと)本気で思っていた。
愛知県の主要なメーカー系は大体採用試験を受けた。海外に拠点があり、かつ愛知県にしか本社と工場機能を有していない企業だけ。結果としては、とあるメーカーに採用されたものの、その業界に魅力を全く感じなかったため、辞退させていただいた。
当時自分が本気で行きたいと思っていた企業は、現在合併を繰り返したり業績的にしんどい思いをしているように感じる。結果論だが、今の自分の選択は正しかった。