Vol.6 就職活動の軸①
前回、僕の就職活動について簡単に綴らせてもあった。
今回は、前回の時に説明しきれなかった「就職活動の軸」のうちの、
①地元で仕事がしたい
について、書いていきたいと思う。
「地元で仕事がしたい」
まさに、シンプル。誰だ見てもわかっていただけると思う。
僕は、生まれてから30歳の現在まで愛知県外に住んだことがない。高校は地元だし、大学も愛知県内の大学しか受験しなかった。南山大学も毎日1時間30分程度かけて通っていた。
そんな愛知県しか知らない自分が、愛知県から出て就職して一人で生活したいと思うはずがない。ましてや、実家が一番楽と頭と体にインプットされているからめんどくさい一人暮らしなんて論外だ。
そして、愛知県で働くことのメリットは他にもある。「TOYOTA」を中心とした自動車産業が盛んであり、人口も多いことだ。インフラ企業も整っている。政令指定都市「名古屋市」、愛知県庁など中部圏では圧倒的な優良企業が集まっていることだ。愛知県内で就職するにあたって、困ることはないと就職活動が始まったときに踏んでいた。全国転勤が嫌だから、愛知県にほとんど拠点がある企業を探せばいい。本社は名古屋市か三河地域に揃っていたから通勤1時間かからない程度で出勤できると楽する気持ちしかなかった。
この「地元で仕事がしたい」については、「自分が生まれ育った愛知県に恩返しがしたい」といった内容で地元での就職を希望する旨を話せば、面接官だって理解してくれる。実際、銀行などは地域の企業や人と関わるので、地元のために働きたい人でないと務まらないと思う。
30歳になった今は、機会があればインドだってアフリカだって、ブラジルだって行きたくて仕方がない。どこでも仕事ができる環境が整っている今は、なるべく貧困層が多い地域に身を置いて活動したいのが本音だ。