2021年3月6日

Vol.5 僕の就職活動

投稿者: littleyutaro

小さい頃から、なりたい職業って特になかった。

親とか周りの人が言うから、「医者」とか「弁護士」、「公務員」みたいな超安定職業を目指しているって言っていたのかもしれない。

 高校受験の時、とにかく進学校へ行って自分の人生の選択肢を減らしたくないと思った。父親が銀行員だから、自分も同じようにスーツを着て仕事をするんだろうなって思って高校に進学した。

 大学受験の時は、自分は数学ができないから「文系」って選択で、文系の国公立大学を目指した。実際は、私立大学しか合格しなかったから南山大学へ進学した。南山大学法学部へ進学したのは、合格した大学・学部の中で一番偏差値が高かったから。同じサッカー部の仲間はほとんど国公立大学へ進学したし、くだらないプライドで一番偏差値が高い学部であれば、なんとか皆に対等に扱ってもらえるだろうと思っていた。

 そして、大学3年生の秋、ついに就職活動が始まった。大学へ進学してからはとにかく頭を使っていなかった。講義はだらだら受けていたし、テストは単位取得のための一夜漬け。アルバイトと遊び、ファッションにお金をかけるどこにでもいるような普通のつまらない大学生であった。唯一、自分が他社よりも長けていると感じていたのは、「コミュニケーション」。大学進学後、自分がお世話になっていた監督の下でコーチをさせていただいていたこともあり、他のコーチ、保護者、子供たちと絶やさずコミュニケーションをとってきたことで、就職活動中の採用担当者とのやりとりは全く困らなかった。

 僕は、自己分析だってろくにやってないし、こじつけでしかない「就職活動の軸」とかいうやつを面接のときにペラペラ喋っただけ。それでも5社から内定をいただいた。

なんとなくの就職活動の軸について      

①地元で仕事がしたい

②人の役に立てる、社会貢献がしたい

③海外で仕事がしたい

軸については、1つずつ別の回で説明する。

とにかく、東日本大震災後のあまり景気がよくない日本での就職活動において傍から見たら、就職活動成功者だった。決して大企業ばかりではないが、銀行、JA、小売り、メーカーと幅広い企業から内定をいただいた。