Vol.47 転職活動で意識したこと
僕は、1社だけ転職活動をしました。
特にこれといった転職のための勉強や面接対策とかはしていません。
ただし、意識したことはあります。
自分には何ができるのか
自分の社会人としての経験がどう活かせるか
この2点のみです。
…..転職活動したことがある方であれば、当たり前やん!!って思われるような基礎的なことだと思います。
しかし、これだけでいいです。
新卒の面接でやったような、フレッシュな感じは出しても仕方ないし、熱い思いを持って御社の面接に来ましたなんて、企業の役員からしたらどうでもいい話じゃないですか。
中途採用される人間は、ほとんどが即戦力として企業に求められているケースです。
だからこそ、「自分に何ができるのか」「自分の経験を御社でどう活かすのか」この2点だけしっかりと伝えてください。
私が今勤めている私立大学では、この2点を深く質問されました。
・新規事業を立ち上げてきたので、今あるものを組み合わせて新しい仕組みを考えることができます。
・営業マンとしてコミュニケーションを大事にしてきました。会話の中で相手が求めていることをくみ取ることができます。
・後輩の指導を何人もしてきました。人を育てて、一人前の社員として活動させることができます。
etc….
私の場合は、営業マンであり、企画担当者だったため、イベント企画や営業方針検討など、営業マン+司令塔のような役割を前職ではしていました。なので、上記のような内容で話をした気がします。
こんなような内容でいいので、より自分が働いてきた仕事内容やスキルを再度見つめてみましょう。
僕は、自分ってこんなにいろんなことができるようになっていたのか!!と正直ビックリするくらい新卒で入社した時から、成長したことに気が付きました。
また、それと同時に、新卒で入社した会社は僕にいろんなチャンスと経験を与えてくれたのだと感謝しました。
私が1時面接で集団面接の場にいた際に、聞いた発言です。
「しんどくて辞めました」
「合っていないと思って転職活動しています」
これって、正直な意見なので間違ってはいませんが、こんなこと採用担当者は聞きたいはずがありません。
後ろ向きな理由で会社を辞めてきた人間というレッテルだけ貼られて、面接の場でのマイナス要素の蓄積にしかならないと思います。
僕の場合、面接の場に来た理由として、
・地域に入り込む仕事をする中で、より、自分が生まれ育った地で仕事をしたくなった。
・後輩の指導をする中で、若者に無限の可能性を感じた。大学生という社会に出る前の子供たちにより可能性があることを知ってもらい、自分の人生を豊かにしてほしい。
確か、こんな感じで志望動機を話した気がします。
志望動機はボヤっとしていたほうが、会話が広がるので抽象的な方がいいのではないかと思います。
面接は、初めてお会いする方との商談です。コミュニケーションの場です。
自分を飾らず、素直に求められている内容を感じ取り、回答する。
そんなに難しく考えないのが得策です。
私は、最終面接でカレーについてプレゼンテーションをしたのですが、
たまたま今の上司である部長が面接官で、カレーが大好きだったらしく、
どんどんカレーについて質問されて、楽しく面接を終了することができました。(笑)
たまに、都合がつくとお昼休憩などで一緒にカレーを食べています。
何が、正解なのか分からないですよね(笑)
家族構成を聞かれた際に、親戚の話を延々としてやろうと思って話し続けたところ、笑いながら
「あ、もう大丈夫ですよw」と言われました。この時点で勝ったなって思いましたね(笑)
僕の場合、営業マンから大学事務への転職で、業種や業務内容がかなり変わったのですが、営業マン時代の経験や身に付けたスキルはどんな業界へ行っても通用するようなことだったのだと思います。
それは、前職の会社に対してきちんと感謝するべき内容ですので、皆さんも、
転職することが決まったのであれば、前職の企業や先輩・上司のおかげで次のステージで仕事ができるのだと再認識し感謝してあげてください。